BOSS GT-1で良い感じ。
- こどもギター講師浅見出
- 2 日前
- 読了時間: 3分
こんにちは、ギタリストの浅見出です。
最近、サポート系のお仕事や、セッティングにあまり時間がかけられないような演奏ではBOSSのGT-1を良く使います。

写真は先日の現場。
「歪みとディレイだけでじゅうぶん」みたいな時でも、サポート仕事にボリュームペダルは必須だし、チューナーをクリップではなくペダルで足元に置くとか考えると、歪みをODとDS2種類とか思うとそれだけでペダルが5台くらい必要になっちゃうんですよね。
好きな歪みやディレイを使える良さはありつつも、接続部が増える配線トラブルのリスクとか、ACアダプタにいちいち繋ぐセッティングの手間とかを考えると、マルチは素晴らしい回答だと思うわけです。
GT-1はコンパクトな筐体で、接続も最小限、アダプタももちろん一つ(一箇所)で済むしで言うことなしです。
音色も実はかなり良い音しますねー。
基本的にワタクシの場合はクリーン、オーバードライブ、ディストーションの3つだけパッチを作って、CLペダルでディレイをオンオフするだけ。
さらなる音色が必要な時もBOSSのFS-7を接続して、元の3パッチにそれぞれ2つずつアドオンするだけ。
アドオンはクリーンにはコーラスだったり、歪みにオクターバーだったり。まあこれだけあると大抵のことはOKです。
上記のセッティングでどうしても足りない音色(付点のタップディレイとかアコギのシミュレーションとか)の場合だけ、別でパッチを作れば問題なし。
歪みなんかもかなりニュートラルな作りにしているので、ハムもシングルも同じパッチでやっちゃうとか言うかなり大雑把なことをしてます苦笑
誤差はアンプ側のEQで大抵なんとかなりますよ。
ソロ時のボリュームアップもブースターとかではなくボリュームペダルでコントロールしちゃうので、本当に必要なのってこれだけなんですよね。
あ、あと最高なのはペダルアサインでボリュームペダルを0にするとチューナーが起動するように出来ること!
長らくコンパクトのみでやっていたワタクシが久しぶりにマルチを買ったのはこの機能を知ったからだったのでした。これは本当に最高。最近の機種はどうも結構あるみたいだけど、当時これはほぼなかったはず!
GT-1も購入から5年くらい経って、後継機も出てたり、他メーカーの新しいコンパクトマルチが気になったりしないこともないけど、実際に音を出すと別に不満もないからなぁ。って感じです。
あとはないものねだりみたいなところで、コンパクトで使いたい歪みやディレイがある時は5台ほどのコンパクトのボードを組んだりとか、まあお好みでやっていこうかなぁと思っています。やっぱりコンパクトエフェクターのロマンみたいなのは当然あるから、合理主義だけで全て片付かないのがギタリストだったりしますからね笑
そんなこんなでBOSS GT-1。
まだまだ働いてもらう予定です。



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