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  • 執筆者の写真こどもギター講師浅見出

子供から始めればFコードなんて余裕です。

子供から始めればFコードなんて余裕です。


みなさんこんにちは、市川市のあさみ式こどもギター教室のギター講師の浅見出です。





ギター(特にアコースティックギター)を始めて最初に立ちはだかる壁と言えばFコード。


まあ、コツやポイントをおさえめ練習していると、ある時自転車に乗るみたいにふっと出来るようになる時があるものなのですが、それでも多くの人が苦労するものです。


しかし、こどもの頃からギターを始めていてFで苦労する子は私の生徒ではあまりいませんね。


何故かと言うと、



1.手が小さくて押さえる気がない笑


いきなり何かって話ですが、これが実は一番だったりするのです笑


子供、特に幼児なんかでギターを始めると最初は力もなければ手も小さいんですよね。だからFコードなんかに時間を割いている暇があるのなら他に有益になる練習がたくさんあるので、私のレッスンではすぐはやりません笑


2.演奏フォームが安定している


上記の続きではあるのですが、しっかりと基礎練習をしている子はフォームが綺麗です。

そうやってフォームが綺麗な子供はいざFコードを押さえる段階に入ったときにもすんなりと柔らかい姿勢で構えることが出来るんですよね。


3.力が抜けていて力を入れるポイントが分かっている


これも基礎練習の賜物でしょう。


基礎練習をしている子はフォームが綺麗なだけではなく、というかフォームが綺麗だからこそ余計な力が入っていないのです。


なのでFコードでバレー(セーハ)をする時にもほとんど無意識的にポイントをおさえて力をかけられるので効率よく押弦出来ます。


こどもはじっくりと音符を読んだり、一音一音綺麗に弾くことを心がけて練習したり曲を弾いたりしていくので、私のレッスンでは幼児や小学校低学年の子たちは最初からコードを弾いてストローク、みたいなのはしないんですわね。コード弾きは基礎さえちゃんと出来ていればさほど難しいことではないんですよ、特に子供にとっては。


なのでいざFなんかが出てくる頃にほとんど苦労しないで出来る、と言うわけです。


これ、実は中高生や大人も同じことなんですけどね。この先の長い楽しいギターライフを考えれば基礎練習をするのはとても有意義な時間です。


音楽に対してオープンな心を持てば基礎練習にも素敵な音楽性が存在するものです。


まあ、そういうのをすんなりと受け入れられる子供と言う年代はやはり特別なものですね。

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