top of page
  • 執筆者の写真こどもギター講師浅見出

Steinberger Spirit GT-PRO DELUXE

更新日:2020年12月2日

Steinberger Spirit GT-PRO DELUXE


どうもみなさまこんにちは、市川市のあさみ式こどもギター教室・ギタリストの浅見出です。


以前のブログでは機材の紹介なんかもしていたのですが、今後はこちらでもしていこうかな、と思います。


というのも実は昨年末頃、新しいギターを手に入れていたのでした。


それはこちら!




Steinberger SPIRIT GT-PRO DELIXE


ヘッドレス・ギターの代名詞的存在、スタインバーガーです。


なぜ今か?って話はありますが、もちろんアラン・ホールズワースが素晴らしいのは言うまでもないのですが、個人的にはむしろミック・グッドリックなんですよねぇ。


ミック・グッドリックが使っていたのはスタインバーガーのライセンス品で、ブルースハープなんかで有名なホーナーが作っていたものだったんですよね。当時の本家スタインバーガーはグラファイト製だったのですが、ホーナーのは違って木材のボディだったんですね。今でもホーナーのものは中古で市場に割りと安価で出回っていて、ロマン的にはそちらの方がそそられるところではあったのですが笑、実際のネックやなんかの状態(当時のホーナーのはライセンス品でおそらく安価だったので)が気になったので、現在のスタインバーガーも木材であり(こちらも安い)、いろいろ考えた挙句今回は新品を購入しました。


探してみるとちゃんとあるもので、スタインバーガーを使う上でネックの(面倒な)ダブルボールエンド弦を使わずに通常のギター弦を使えるストリングアダプター・STADG06がセットになっているものをゲット。速攻でコーティング弦のエリクサーに替えたのでした。


この2020年2月現在、購入から数ヶ月経った時点での感想は、とっても弾きやすい!と言うこと。ストラップを掛けて、手を離してみると、なんとそれだけでベストポジションにネックが来るんですよね。自然に手を持って行けば良いだけなのでとても弾きやすいです。


良く言うボディに肘を置く場所がないとか、抱える場所がないとかはむしろ逆で、そういった場所がないので余計な力がどこにも掛からず、むしろ自然なフォームになるようです。


個人的には24フレットのギターを購入したのは初めてだったのと、そもそもジョイント位置がどうとか言う感じじゃないので慣れるまではフレットを普通に間違えていました笑。でも慣れるとハイポジションも楽ですねー。


ちなみにスケールはフェンダーとかと同じロング・スケールなので見た目以上にネックは長く感じます。24フレットなのと、カッタウェイがないのも相俟って弾いてみるとかなり長く感じるんですよね。最初は5フレットと思って音が違うから見たら、7フレットを弾いていたこともあります苦笑


音は弁当箱なボディの形状柄当然?ながら、ピックアップのカラーが強いのかな。パッシブなのですが、やはりEMGっぽいサウンドのピックアップのようで、オーディオっぽい質感ですね。ここは今後ピックアップ交換するのか、エフェクター等によって多少の味付けをしていくのか迷うところ。全然悪い音ではないのですが、クリア過ぎると言うか、雑味がない分の面白味のようなものがないですね。贅沢っちゃ贅沢な悩みかな。


で、何よりも素晴らしいと思ったのがブリッジです!


まず当然のことながら弦をロックしているのでチューニングの安定度が本当に素晴らしい!これ、個人的にはフロイドローズよりもシステム的に断然好みだなぁ。


で、特筆すべきはブリッジですね。


ブリッジがワンタッチでロック出来るんですよ!そして、その後のフローティングのブリッジ調整がドライバーひとつであっという間に出来るので本当に楽なんです。フローティングを瞬時にロック出来るってことは、急なドロップチューニングや変則チューニングにも対応出来るってことですからね。サポートとかレッスンのような多ジャンルを扱う仕事には何とも最適ではないですか!


しかしこれ、スタインバーガーのブリッジ調整は後日別記事で書きますね。本当に楽で素晴らしいです。


もっと早く手に入れておけば良かったな、と思うくらいの素晴らしいギターです。


やはり見た目なのかなー、結局一般化しなかったけど、本当に良いギターですね。



追記


閲覧数:1,093回0件のコメント

Comments


bottom of page