こんにちは、市川市のギター教室講師の浅見出です。
とある日のレッスンから。
教本や練習曲、作品など、曲を練習しているとシャープやフラットが唐突に、謎の臨時記号が出てきます。
そう言う時に多いのが平行短調に転調しているパターン。

この画像の例はト長調(G Major)ですが、平行調のホ短調(E minorに)一時的に短調してます。
この短調がなかなか面倒なやつで笑、音階(スケール)が3パターンあるんですよね。
ナチュラル・マイナースケール
自然的短音階
ハーモニック・マイナースケール
和声的短音階
メロディック・マイナースケール
旋律的短音階
それぞれ意味があって、その過程はレッスンで説明しているのですが、簡単に言うと名前の通り和声的なら和声(コード)に合わせて音を変化させてるって感じですね。
スケールやコードが分かると音楽の流れが見えてくるので、曲全体を把握するのにとても役立ちます。唐突なシャープやフラットにも、流れが見えていればどの音からどの音へ移行するための臨時記号なのかが良く分かる。たとえ跳躍していてもね。
なんて話をエチュードを題材にしていた先日のギターレッスン。
美しい音楽を演奏したいものです。
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